刻印(THE GERED MANKOWITZ ARCHIVE/THE ROLLING STONES)
サイン(GERED MANKOWITZ)
リミットナンバー入り
1945年ロンドン生まれ。ファッションや舞台の写真を学び、19歳でスタジオ・オープン。60年代のポップ・アイコンのひとり、マリアンヌ・フェイスフルを撮影。彼女がミック・ジャガーを紹介、1960年代中期から後期にかけてローリング・ストーンズのオフィシャル・フォトグラファーとして活躍。彼らのアルバム『Out Of Our Heads』『December’s Children(And Everybody’s)』『Got Live If You Want It!』『Big Hits(High Tide And Green Grass)』などのジャケットを手がける。そのほかヤードバーズ、トラフィック、フリー、ジミ・ヘンドリックス・・・、70年代以降もエルトン・ジョン、ケイト・ブッシュ、ユーリズミックスら多くの英国ミュージシャンを撮影。87年のジョージ・ハリスンのアルバム『Cloud Nine』のカバー/インナー・スリ―ヴでは高い評価を得ている。本国ばかりでなく、ヨーロッパやアメリカでも展示会が開催、本人も来日してトーク・ショーも行われた≪Gered Mankowitz写真展≫が東京で解されたこともある。日本盤コンピレーション『The Rolling Stones Connection』のジャケットも彼の作品である。
1965年のアイルランド・ツアーを追った、ストーンズ最初の公式フィルム
彼らが世界的なスーパースターとなる直前のツアー中のオフショットやインタビューも!
1965年9月3~4日の日のアイルランド・ツアーを追ったドキュメンタリーで、ストーンズ初の公式フィルム。2011年に新たに発掘された未編集未発表のステージ映像を加えて再編集された2012年版が本作。〈サティスファクション〉で全英全米No.1を獲得し、勢いにのる若きストーンズの熱狂のステージとともに、彼らが世界的なスーパースターとなる直前のツアー中の飾らないオフショットやインタビューなどが収められている。同じ65年にボブ・ディランのイギリス・ツアーを追いかけたD.A.ペネベイカー監督の『ドント・ルック・バック』と並ぶ、時代を画した傑作ライヴ・ドキュメンタリー。
「ロックン・ロールとサーカスの融合」を目指してローリング・ストーンズが企画・製作し彼らがホスト役も務めたライヴイベントの記録
このライヴイベントの撮影は、スウィンギング・ロンドンの真っただ中・1968年12月の2日間で行われた。ストーンズは最高傑作アルバム『ベガーズ・バンケット』を出したばかりで、本作における〈悪魔を憐れむ歌〉のジャガーのパフォーマンスはバンド史上でも傑出している。ジョン・レノンがエリック・クラプトン、キース・リチャーズらと組んだ、この時だけのためのバンド「ザ・ダーティ・マック」は、レノンがビートルズ以外のメンバーと組んで初めて行ったライヴ。また、ストーンズのリーダーだったブライアン・ジョーンズはこの撮影の半年後に27歳で亡くなり、これがストーンズとしての最後のパフォーマンスとなった。
監督は、ビートルズのドキュメンタリー映画『レット・イット・ビー』のマイケル・リンゼイ=ホッグ。